文書を書くことが苦手だ。
昨日このホームページを開設したくせに、やっとこさ1文字目を書き始めることができた。
いや、もっというと、この着想を得たのは2週間目の今日の話なのであり、つくづく自己発信に向いていない性格なのだと思い知らされる。
2週間前、ひっそりと入った渋谷朝のカフェにて、私は尊敬している人の1人である、星野源さんの「いのちの車窓から」を読んで、自分も何か書いてみたいと触発された。
そこから、せっかく文書を載せるのであれば、これまで制作した動画なども載せる形の、ポートフォリオサイトのようにしたいと考え、準備してみたものの、レイアウトや、何よりそこに載せる文書を書くことに手が進まなかった。
そんな自分がなぜそこまで苦悩をしてまで、自己発信に辿り着くことになったのかというと、身体の中にたくさん膿が溜まってしまっていたからである。
私はここ数ヶ月間転職活動をしている。
セカンドキャリアとして、どんなことをしたいのか。初めの頃は、かなりその辺りの考えは明瞭で、さっと終わらせることが出来るであろうと、高を括っていたものではあるが、やはり世の中は甘くない。
面接官の方が1番聞きたいであろう、「なぜウチでなければならないのか」という問いに、多くの場合で、納得してもらえる回答が出せなかったことが原因だと思われる。
「いやいや、採用したら、ワレ、めちゃくちゃ御社様に貢献できる人間ゾ?」なんていう駄々を頭の中でこねまくりながら、その後もかなり長い時間を費やし、あーでもない、こーでもない、と職探しに明け暮れている。
思えば、4年ほど前に就職活動をしていたときも、こんな感じでブログを始めたんだったな。
自分と対話する時間が長ければ長いほど、早くこの思考の渦から脱出したいと願い、その結果が文書を書くという行為になっているのだろう。
すっかり冷え切ったココアを飲み干しながら、今日もまた企業に応募書類を出せなかった自分を悔いる。
「もっと適当になれればいいのにな。」
「でも適当になったところで受かるものも受からんやろ。」
やはり自分との対話は難しい。
今日から正式に始まった私のホームページが、色んなものをスッキリ整理して、いい未来を切り開いてくれることを願って。
おやすみなさい。
(2023年11月追記)
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